ユーキャンの『デジタルイラスト講座』12日目!
書くのがおっくうでちょっと更新空いちゃいました……
一応勉強は1日5~10分でも進めて、ちょくちょくイラストも描いていますので、そのうち一気に更新できればいいかな? いやさすがに1日1記事かな?
いずれにしても、のんびりとマイペースに進めていきたいと思っています!
で、今回は引き続いて
ツールパレットを使いこなそう!
ということで、筆系ツールを使っていきます!
水彩ツール7種を試し描き!
まずは、水彩絵の具で描いたようなタッチが表現できる水彩ツール。
水彩ツールはClip Studioに7種類用意されています。
- 水彩丸筆
- 水彩平筆
- にじみ水彩
- ウェット水彩
- 粗い水彩
- スプラッシュ水彩
- 水筆
水彩丸筆
水彩丸筆は、学校の美術の授業でも使ったような、普通の筆と同じような書き心地のツールです。
実際の筆のように線を重ねることができ、水彩画の繊細な表現ができます。
個人的には使う機会は少ないかな? と思っていますが、水彩画のタッチが欲しい人はこのツールを使うのがおすすめです
優しいタッチのイラストを描くときに使えそうですね
水彩平筆
水彩平筆は、刷毛のようにベターッと色を塗れるツールです。
本来は、もっと太めの設定にしてべた塗りするのに使うのでしょう。
力強い線が引けるので、勢いのある水彩イラストを描くときなどに使えるのではないかと思います。
縦に引く時と横に引く時で線の太さが変わるので
使いこなすのはなかなか難しそうです……
にじみ水彩
にじみ水彩は、水彩絵の具がにじんだようなタッチの線が描けるツールです。
水彩なので丸筆や平筆も若干にじんだ感じはあるのですが、にじみ水彩だとそれがより強調される感じです。
はかなげな印象のイラストを描くときなどに使えそうな気がしています。
あるいはポートレートモードで撮影したときの写真のように
ぼやけた背景を描きたいときにも使えるかもしれません
ウェット水彩
ウェット水彩は、力を込めた箇所が薄くなる不思議な書き心地のツールです。
ペンを一ヶ所に置いたままずっと動かさずにいると、シミが広がるようにじんわりと色が用紙に広がります。
イメージとしては、お醤油とかのシミが服について広がってしまう、あの感じです。
どういうときに使えばいいのかピンときていませんが、にじみ水彩と同じように、淡くぼやけた雰囲気を演出するのに使えるのかもしれません。
にじみ水彩よりも色がじんわりと広がるので
背景のべた塗りなんかに使うのがいいのだと思います
粗い水彩
粗い水彩は、その名の通りガタガタとした粗い線が描けるツールです。
ペンや鉛筆系ツールのように筆圧で線の強弱がつけやすいのが特徴です。
結構ガタガタしたいかつい線が描けるので、すさんだ雰囲気のイラストを描くときに使えそうな気がしています。
個人的にはクレヨンとかと似たような書き心地に感じました
スプラッシュ水彩
スプラッシュ水彩は、絵の具をデタラメに散らしたような線が描けるツールです。
コレは細い線を描く用途で使うよりも、太く設定して塗りつぶす感じで使うのが良いのではないかと思います。
個人的には好きな書き心地ですが、タッチが独特になるので使う場面は選ぶでしょう。
なんだかクレヨンっぽいタッチではありますが書き心地は
バラバラバラっと絵の具が筆先から飛び散るるような感じでした
水筆
水筆は、水だけをつけた筆のことです。
水しかつけていないので色はもちろんつきませんが、色のついた部分を薄くにじませることができます。
書き心地としては色のついた部分を削るような感じで、何度も水を乗せることで少しずつ色をにじませていけます。
消しゴムと違って「薄くなるだけ」であるのがポイントです!
墨ツール4種を試し描き!
墨ツールはClip Studioに4種類あります。
- 筆ペン
- かすれ墨
- 濃淡
- にじみ墨
筆ペン
筆ペンは、いわゆる筆ペンの書き心地で描けるツールです。
本物の筆ペンとほとんど同じ書き心地で、力を抜けば払いも描けます。
個人的には一筆書きでちょっとしたイラストを描ければかっこいいなぁと思いますが、べた塗りとかに使っても良さそうですね。
干支の動物のイラストなんか描いてみたいですね!
かすれ墨
かすれ墨は、文字通りかすれた線の描けるツールです。
ぼそぼそっとした質感の線が描けて、わずかに強弱も使えるので、普通の筆ペンよりも細かな表現ができます。
個人的には、普通の筆ペンよりもかすれ墨の法がイラストには向いていると思いました。
筆ツールを試し書きした画像にある
左下のイラストはかすれ墨で描いてみました!
濃淡
濃淡は、上2つの筆よりも色合いが薄く、強弱がつけやすいツールです。
書き心地としては筆っぽくはなく、どちらかというとクーピーとかクレヨンみたいなパステルっぽい感じでした。
濃淡も水彩絵の具のにじみ水彩みたいに、背景に使うのが良いのではないかと思います。
細かい線を描きたいときは濃淡が使えそうですね!
にじみ墨
にじみ墨は、ぐっと押しつけるとじわーっと色がにじむ、ウェット水彩と同じような書き心地のツールです。
にじみ墨もウェット水彩と同様、背景とかのべた塗りに使うのがよさそうですね。
もしくは大きな筆で書いたような文字を描きたいときにも使えるかも?
【まとめ】水彩系ツールも墨系ツールも独特のタッチを活かしたイラストに使えそう!
今回は、とりあえず水彩系ツールと墨系ツールを試してみました!
これらのツールのタッチは個人的には結構好きなのですが、水彩は色の重ね方が難しかしそうだし、墨はごまかしがきかない感じがして、なかなか使いこなすのが大変そうな印象を持っています。
個人的に使ってみたなぁ、と思っているのは、
スプラッシュ水彩
です。
独特の雰囲気が作れて描いていて楽しいんですよねぇ
水彩や墨というと、風景画と習字のイメージしかなく、イラストにどう活用すればいいのかあまりピンと来ていないのですが、色んなイラストを勉強して自分なりの使い方を見つけていきたいと思います!
最近は、とにかく色んなイラストを模写してみたいなぁと思って、普段滅多に読んでいなかっったマンガを読むようになっています。
ただ、マンガを読むとどうもイラストよりもストーリーにのめり込んじゃって……笑
ふと思い出したようにイラストの細部に注目してみるのですが、イラストを真似するよりも読み進める方にどうしても意識が向いてしまいますね。
作品読んでストーリーとキャラクターが気に入らないと
模写するモチベーションも上がらないですよねぇ……
ちなみに今は安島薮太さんの『クマ撃ちの女』というマンガを読んでいます。
自分が道民ということもあってめちゃくちゃ面白いです!
まぁ、今後もマンガ読みながら、気長にのんびりイラストの練習していきますか~。
次回は引き続いて筆ツールを試し描きしていきます!