ユーキャンの『デジタルイラスト講座』33日目!
今回も引き続き顔のパーツを描いていきます。
今回は、
口の描き方を学ぼう!
ということで、例のごとく教科書を参考にいろいろな種類の口を描いてみました!
口は表情を表現するのに重要なパーツなので
いろいろな形のものを描いていきたいところですね!
この記事では、さまざまな口の描き方やペン入れの様子についてお伝えします。
口の構成要素
口は、耳や目などに比べるとかなりシンプルな作りをしています。
具体的な構成要素としては、
- 上下唇
- 歯
- 舌
くらいです。
シンプルな作りである分違いを出すのが難しく、個人的にはなかなか描きにくさを感じるパーツでした。
唇のしわや口角、影の付け方などで個性を出すのがいいのかな? と思いました
色んな形の口を描いてみた!
今回も教科書を参考にさまざまなタッチの口を描いてみました!
今回紹介する以外にも教科書に口のお手本が載っているので
気になる方はぜひデジタルイラスト講座を受講してみてください!
リアルな口
まずはリアルなタッチの口を描いてみました。
口はパーツがシンプルなため、なかなかリアル感を出すのが難しく、
- 唇のしわ
- 口角や唇下の影
といった要素でなんとかリアルな雰囲気を出せるかな? という感じでした。
正直今回のはうまく描けた自信はありません……
また、開いた口もリアルなタッチで描きました。
開いた口は舌以外の部分を全体的に影にして、舌の膨らみも影で表現するよう気をつけてみましたが、上手くいっているかは自信がありません……。
なかなか口をリアルに描くのは難しそうです……
閉じた口
アニメ調のイラストなら、口は線を少なくしてシンプルに描いた方がかわいらしくなります。
まずは、アニメ調の閉じた口を描いてみました!
小テクとして口の真ん中あたりを空けると柔らかい印象が出るという記述があり、描いてみると確かに「それっぽく」なったんじゃないかな、と思います。
線も細めのペンを使うと良さげです!
唇の厚い口
口の上下に線を入れると、厚ぼったい唇が表現できます。
ふっくらとした肉感的な口になって、若干リアルでセクシーな雰囲気が出てきますね。
青年マンガなどリアルなタッチの絵によく使われるのを見ますね!
開けた口
元気な印象を与えたいなら、開けた口を描くのが良いでしょう。
口の奥の影は、舌の形を浮き上がらせるようなイメージで入れました。
ここでも「どの部分を描いているのか」意識することが大切ですね!
ちなみに、デフォルメしたイラストでは歯を描き込みすぎるとリアル感が強くなってしまうため、上の前歯をちょっと覗かせる程度がよいです。
口のペン入れ
今回は口のペン入れも行いましたが、元気な印象を与えたかったので開いた口を採用することにしました。
口があるとキャラクターの感情が見えてきますね!
ペン入れの際に気をつけてみたことは、
- 舌の形をイメージして口の奥を黒塗りした
- 描いた後に他のパーツとのバランスを考えて「操作」⇒「オブジェクト」で移動させた
舌の形を縁取るように影を描くイメージで、両サイドを若干丸くしてみました。
また、ちょっと鼻と近すぎたため、「操作」⇒「オブジェクト」で位置を変えました。
レイヤーを分けていれば口をドラッグするだけで移動できます!
口が入るとキャラクターの表情が見えてきて、完成がますます楽しみになって来ましたね!
というわけで、口の描き方について学んで来ました。
口については、おそらく、
表情をつける技術
を学ぶ際にあらためて描き方を学ぶことになるんじゃないかと思います。
鼻がキャラクターの個性を表現するとすれば
口はキャラクターの感情を表現するパーツではないでしょうか?
感情の描き分け方を学びながら、いろいろな口をマスターしていければと思っています!
それでは今回はここまで! 次回は髪の毛の描き方を学びます!