ユーキャンの『デジタルイラスト講座』10日目!
今回から
ツールパレットを使いこなそう!
ということで、いろいろなツールを実際に試して使い方を学んで行こうと思います!
ツールパレットは非常にたくさんの種類があるので、今回から数回に分けて実際に試し、使い心地や使えそうな場面についてご紹介していきます。
この記事では、ペン系ツール6種とマーカーツール4種を試していきます!
ペン系ツール6種を試し描き!
まずは、ペン入れなどで頻繁に使うペン系ツールを全6種を試してみました!
Clip Studioに収録されているペン系ツールは、
- Gペン
- リアルGペン
- 丸ペン
- カブラペン
- カリグラフィ
- ざらつきペン
の6種類。
ちなみに、個人的には「リアルGペン」が一番使いやすかったです!
それぞれのペンを使った感想について書いていきます!
Gペン
Gペンは、筆圧によって線の強弱がつけやすいのが特徴のペンです。
Gペンというと、漫画家さんがよく使うイメージのペンですよね!
「ペン入れ」の作業でイラストの輪郭をなぞるのによく使います。
ただ、今までずっとGペンでペン入れしてきましたが、個人的には線が太くなりがちな印象で、若干使いにくいかな? と感じていました。
自分の筆圧が強すぎるのも原因かも知れませんが……
描き心地が何となくもったりしているのにも、使いにくさを感じていました。
今回他のペンと書き比べてみて、今後は使う機会が少なくなるかな? と思いました。
リアルGペン
こちらもGペンなのですが、普通の「Gペン」よりも線が細めで、書き心地も軽くスッスッと描ける印象です。
普通のGペンと丸ペンの中間くらいの書き心地ですね。
個人的には、このリアルGペンがペン入れするには一番使いやすいかな? と感じました。
今後はリアルGペンか丸ペンをメインに使っていこうと思います!
丸ペン
丸ペンは、Gペンに比べて細い線が描きやすいのが特徴。
細かい線を描くのに使われるペンなのでしょうが、個人的には輪郭線をなぞるのにも使っていいんじゃないかな? と思っています。
書き心地に関しても、リアルGペンとそれほど変わりなく、スッスッと描けてとても好印象でした。
今後はリアルGペンと丸ペンの使い分け方について学んでいきたいですね
カブラペン
カブラペンは、マーカーに近い書き心地で、太くしっかりとした線が描けます。
このカブラペンは、正直、どんな場面で使ったらいいのかピンと来ませんでした。
ただ、どんな筆圧でもそれほど線に強弱がつかないので、輪郭線をはっきりさせたいときなどに使ったらいいのかな? とは思いました。
Gペンとかは使いこなすには表現力が必要だと思うので
もしかするとカブラペンは初心者向けのペンかもしれませんね
カリグラフィ
カリグラフィは、装飾文字を描くときなどに使われるペンです。
特徴的なのは、斜めに入れた線がほっそりとしてスタイリッシュに見えること。
カリグラフィというくらいなので、アルファベットなどを格好良く描くのに使われるペンだと思います。
今のところ使い道は思いつきませんが
ブログのロゴを作る時なんかにお世話になるかも?
ざらつきペン
ざらつきペンは、その名の通りざらついた線が描けるペンです。
ぱっと見わかりにくいですが、線をよく見てみると確かに荒く、ざらざらした印象になっています。
線の強弱もそれなりにつけらます。
独特なタッチの絵を描きたいときに使われるのでしょうが、どんな場面で使うのかは、なかなか判断が難しいような気がします。
個人的には、当分使うことはないかな? と思います
マーカー系ツール4種を試し描き!
お次はマーカー系のツール。
Clip Studioでは、
- ミリペン
- サインペン
- ドットペン
- フラットマーカー
の3種類のマーカーが使えます。
私は色塗りに「ミリペン」を使っています!
ミリペン
ミリペンは、まっすぐな太い線を引くことができるペンです。
筆圧によって線の強弱が変わることがないため、べた塗りするのによく使います。
書き心地もすーっとのびのびとした線が描ける印象で、非常に使いやすいペンです。
ミリペンは色塗りに使うのに最適だと思います!
ただ、強弱がつけられないため表現力は出しにくいです。
そのため、上達してきたら使う機会は減るのかな? とも思っています。
サインペン
サインペンは、インクがにじんだような線を描けるのが特徴です。
ミリペンに比べると線に濃淡があって、拡大してみると端がにじんでいるように見えます。
油性ペンみたいな書き心地なので、そういったタッチの絵を描きたいときには重宝するでしょう。
お店の販促ポップを描くときなんかには
いい雰囲気が出せるんじゃないかな? と思っています
ドットペン
ドットペンは、ドット絵のような線を描けるペンです。
太さの調節はできず、濃度と色を変えることしかできません。
おそらく下の画像のように、用紙のサイズをもっと小さいピクセル数に設定して使うのだと思います。
ドット絵の描き方はよくわからないのですが、今回は縦横のピクセル数を
32×32に設定した用紙を使ってドットをポチポチして描いてみました
フラットマーカー
フラットマーカーは、色の濃淡がつけやすいペンです。
ペン先の形が独特で、切り出し刀のような形をしており、横線は細く縦線は太く描けます。
フラットマーカーもどんな場面で使えるのか、使いどころが難しいような気がします。
小学校の備品のペンと書き心地が似ているので
子どもが描いたようなタッチを出したい時なんかに使えるかも?
【まとめ】頻繁に使うのはリアルGペン・丸ペンとミリペン!カブラペンももしかしたら使うかも?
今回ペン系のツールを全種試してみて、個人的に頻繁に使いそうかな? と思ったのは、
- リアルGペン
- 丸ペン
- ミリペン
の3種類ですね。
あとは、輪郭線を実際に描いてみるとカブラペンも結構使いやすい印象だったので、これも使っていくかな? と思っています。
その他のペンも少しずつ試していきながら、使い方をマスターしていこうと考えています!
今回はここまで! 次回も引き続きツールパレットをいろいろ使っていこうと思います!