ユーキャンの『デジタルイラスト講座』31日目!
今回は
耳の描き方を学ぼう!
ということで、前回に引き続き顔のパーツを描く練習をしていきます!
耳は目に比べると比較的簡単に描けそうに思えますが、ちゃんと描こうとするとかなり大変です。
ただし、マンガやアニメではデフォルメされることが多いため
ポイントを押さえればシンプルに描くことができました!
この記事では、実際に色んな種類の耳を描いてみてペン入れまでしていきたいと思います!
耳の構成要素
耳の構成要素を知っておくと、肝心なポイントがわかってデフォルメしやすくなります。
耳のイラストを描くうえで押さえておきたい耳の構成要素には
- 耳輪
- 対輪
- 耳孔(耳の穴)
- 耳珠
- 耳垂(耳たぶ) etc…
などがあります。
耳輪というのは耳の外側の薄いひだのこと、対輪というのは耳の内部の上側ででこっとした部分のことです。
耳珠は耳の穴を塞ぐ飛び出た部分のことです。
個人的には対輪をちゃんと描いたらリアルな耳に近づくと感じます
耳の構成要素がわかっていると、デフォルメする時も線が適当にならず、自信を持って描くことができるようになりました。
色んな耳を描いてみよう!
今回は教科書に載っているいろいろな耳のイラストを参考にして、自分で実際に描いて見ました!
とりあえず下書きだけ描いたのでご紹介します!
ここで紹介する以外にも耳のイラストがいくつか紹介されているので、気になる方はぜひユーキャンの『デジタルイラスト講座』を受講してみてください!
リアルな耳
リアルな耳を描くには、耳輪や対輪、耳の穴などをしっかり描いたうえで、でこぼこした部分に影をつけるとそれっぽくなりました。
正直、教科書のイラストを模写するだけでは上手くいきませんでした
「今はどこを描いてるのだろう?」と意識すると描けるようになりました
耳は意外と複雑な作りになっており、適当に線を引いてみてもなかなかそれっぽくなりませんでした。
そのため、
耳の構成要素のどの部分を描いているのか
を常に意識することが大切になってくると思います。
少しデフォルメした耳
少しデフォルメすると下の画像のような耳のイラストになります。
ポイントは
- 対輪を簡単に描くこと
- 影を描きすぎないこと
ではないかな? と思います。
耳の穴の影を描いたり耳輪を描いたりすると
ある程度デフォルメしつつリアル感も出るように感じました!
青年マンガとか、ある程度リアルなタッチの漫画なんかで使われそうな描き方だと思いました。
強くデフォルメした耳
さらにデフォルメの度合いを強めると、次の画像のようになります。
かなり線が少なくなってますよね!
ポイントと思われるのは、
- 対輪はほとんど描かないこと
- 外側の耳輪も必要なければ描かないこと
- 耳の穴の影も場合によっては描かないこと
とにかく線を減らすことが重要なのだと感じました。
内側の耳輪と耳の穴さえ描いておけばOK、くらいの意識でいいのかなと思います!
イラストの雰囲気によってどれくらい耳を描き込めばいいか異なると思いますので、これらの耳がどんな場面で使えるか、さまざまな絵を描いて勉強していきたいですね!
前から見た耳
前回目を描いた正面顔のイラストに耳を付け加えてみました。
前から見た耳は横から見た耳よりも薄くなるのですが、今回描いた耳はちょっと大きくなりすぎましたかね?
もう少し薄くして耳の構成要素も縦長に描けば
もっとよくなるんじゃないかな? と思っています
ただ、今の段階ではどう直すべきなのかわからないので、全体を描いてからもう一度バランスを見て描き直そうと思っています。
耳のペン入れをしてみよう!
今回は耳のペン入れまで進めてみました!
ペン入れのやり方については特に教科書で詳しい解説はなかったのですが、自分で意識してみたことは、
- 耳の内部は細めのペンを使う
- 外側の耳輪は必要最低限の線にとどめる
- 耳の穴の影は1pxの極細ペンで斜線を入れて表現する
アニメっぽい絵では耳はあまり目立たせたくないため、輪郭も細めのペンを使うのがいいんじゃないかな? と感じました。
耳は全体のバランスを見ながら描いた方がよさそうなため
何度か書き直しが必要かも? と感じています
というわけで、耳の描き方について学んで来ました。
今回学んでことで重要だなと感じたのは、
耳の構成要素を知ることが大切
という、まさにこのことです。
どういう要素で耳が出来ているのか知っておくだけで
格段に描きやすくなりました!
耳の構成要素については教科書には載っていなかったのですが、目の構成要素を学ぶと描きやすくなった経験から、自分で調べてみました。
過去に学んだことが活かされて成功すると、やっぱり楽しいですね!
とはいえ、耳の描き方はまだダメな部分があるなぁ、と感じています
正面顔の耳を大きく描きすぎると、猿耳になってしまうため、これは今後何度も描いて練習していくことが大切ですね!
それでは今回はここまで! 次回は鼻の描き方を学んで行きます。