ユーキャンの『デジタルイラスト講座』39日目!
今回は
6頭身の全身イラストを描こう!
ということで、6頭身の全身イラストが完成したのでご紹介します!
結局1週間くらいかかって下書き~ペン入れまで済ませました
1日20~30分、長くても1時間くらい毎日描いていたので、大体5~6時間かかっている計算ですね。
この記事では6頭身の全身イラストを実際に描き上げてみて、反省点や注意した点などをお伝えしていこうと思います。
6頭身の全身イラストをペン入れまで描いた!
とりあえずまずは、実際に描き上げた全身イラストを。
まぁまぁちゃんと描けたんじゃないかな? とある程度満足しています
教科書に載っていたイラストなどを参考にして描きましたが、パッと見は違和感のないイラストに仕上がったんじゃないかな? と思っています。
が、細かいところでかなり反省点があります。
特に、アタリは2.5頭身のイラストを描いていた時と同様、だいぶ適当に描いていたため、あらためて描き直したりなど結構大変でした。
まずは、6頭身の全身イラストを描いた反省点についてまとめていこうと思います。
反省点1:アタリが活用できなかった
とにかくこれです。やっぱり、アタリの活用がしっかりできていません。
というか、自分でどう活用したのか自覚ができていないのが問題です(再現性がない)……
とりあえず、作業工程を振り返ってみましょう。
まず、最初に描いたアタリが以前ご紹介したこれ↓
このアタリだけだとここからどう下書きを描けばいいかわからなかったため、もう少し体の輪郭を描き込んだアタリを書き直しました↓
このアタリは、いわば下書きの下書きみたいな感じで描いたもので、これを元にさらにもう一度下書きを描きました↓
この段階で、最初のアタリ、2番目のアタリで体のパーツのバランスを整え、ほとんどなぞるだけでペン入れできるところまで完成させました。
この手順自体はよかった(少なくとも自分には描きやすかったし楽しかった)のですが、そうなると、
最初のアタリを描いた意味って?
と、疑問に感じてしまいました。
体のバランスを取るために位置を定めるため、と教科書などには書かれていますが、最初の棒人間のアタリで定めたバランスから完成イラストはかなり違っており……
そうなると、「何のために描いたんだっけ?」と疑問に感じてしまいました
まぁ、そもそも最初のアタリが教科書の見よう見まねだったため、「何のために?」と疑問を持つのも仕方ないのかもしれません。
改善点としては、やはり、
- 完成形をイメージしながら最初のアタリを描く
- そのアタリを元に2枚目のアタリで肉付けする
ということをしっかり意識づけて描いていくことですね。
オリジナルのイラストのためにアタリを描く練習をどんどんやっていけば、アタリを描く意味もわかってくるだろうと思っています!
反省点2:左右のバランスが取れていない
アタリが活用できていなかったと感じる大きな理由が、この左右のバランスの悪さです。
パッと見は「いい感じかな?」と思えるのですが、よくよく見るとかなりバランスが悪いイラストになっています。
それがわかるのが、グリッド線を引いてみたとき。
耳の位置や肩の位置など、グリッド線を引いてみるとかなり左右でずれていることがわかります。
描きながら「おかしいな」とは感じていたのですが、大体で修正するくらいで済ませていました
これは、満足していた自分としては結構ショッキングで、
描くのに集中しているとこんな大きなズレも気づけないのか……
と、大きな反省となりました。
対処法としては、
- アタリを描く段階で徹底的にバランスに注意する
- そのために常にグリッド線を表示する
このようなところでしょうか。
定規は結構活用していたのですが、グリッド線のことはすっかり忘れていました……
今後はグリッド線をしっかり活用していこうと思います!
反省点3:足がとにかく下手くそ
これも前回の2.5頭身からずっと課題だったものですが、とにかく足がうまく描けません……。
今回は裸足のイラストでした。
これでもいろいろなイラストを参考にして直したのですが、なんか不自然ですよねぇ。
もしかしたら影がないから違和感あるのかな? とも感じました
本当ならかかとをつけて立っているから奥行きがあるはずなのに、このイラストではそんな感じが出ていません
影をうまくつけられれば、もう少し奥行きが出てくるのかな? とも思いましたがどうでしょうね?
足の描き方に関しては、今後のレッスンで1項目使って勉強するので、その時にじっくり学んで行こうと思います。
反省点4:服は描けなかった
これは参考にしたイラストがそうだったのですが、服を着た姿をまだ描けていないのは今後の課題になると思います。
下着だけは見よう見まねで描いたのですが、特にデザインも凝ったものではないですからね
けどまぁ、服を着たイラストも今後のレッスンで学ぶ予定なので、とりあえず今は体のつくりを学ぶためにも、裸体のイラストを描いていこうと思っています。
6頭身の全身イラストを描いてうまく行った箇所は?
今回は前の2.5頭身に比べてそれなりに描けた実感があって、
上手くいったかな?
と思える箇所もいくつかありました。
描いているときに注意した点なんかもお伝えしていこうと思います!
良かった点1:じっくり時間をかけてクオリティを上げていった
今回ペン入れを済ませるまでに、結構な作業工程を通りました。
- アタリ(棒人間)
- アタリ(肉付け)
- 下書き
- ペン入れ
という、4つの工程を踏んだわけで、これによってある程度のクオリティまで仕上げることができました。
少しずつ修正しながら仕上げる、という工程を踏んだことはかなり良い経験になりました!
もっとも、前述したとおりアタリの描き方やバランスの取り方には反省点がありますが、それでも、
1つのイラストをじっくり描き上げた!
という経験を通じてたくさんの学びを得られました。
今後もこれくらい時間をかけて勉強していければなぁ、と思っています。
良かった点2:腕や足、胸などの形は自然に描けた
今回上手くいったかな? と思う点として、
腕や足など体のパーツは自然に描けた
と感じています。
例えば腕なら、肘や二の腕なんかの位置を意識して線を描くことができたように思います。
足も教科書のイラストを参考にしてですが、膝小僧とかふくらはぎのふくらみとか意識しながら描きました。
また、これも教科書のイラストを参考にして、下着に線を入れて胸や下腹部の形が表現できるようにしてみました。
体のパーツは前回のデフォルメイラストだとかなり適当になってしまったため、今回形を意識しながら描けたのには結構満足しています。
あとは体のバランスを取れるようになればパーフェクトですね!
というわけで、6頭身の全身イラストを描いた感想についてお伝えしました!
今回描いてみて感じたのは、
1日20~30分のペースは良い!
ということでした。
特に2枚目のアタリや下書きを描いていたときは修正が多く大変で、2時間も3時間もぶっ続けで描いていると確実に消耗していたでしょう……
基本は20~30分で描いて、調子が出たら1時間でも2時間でも好きなだけ描き続ける、というペースが自分には合っているみたいです。
次のイラストに向けての課題は、やはり、
- 完成形をイメージしながらアタリを描く
- グリッド線を参考に体の左右のバランスを取る
という感じですね。
次は以前描いたアタリではなく、もう一度自分なりに描き直したものを使おうと思います!
それでは今回はここまで! 次回は7.5頭身のリアルな全身イラストに挑戦したいと思います!