ユーキャンのデジタルイラスト講座第44回目!
今回は、
シャツとズボンの描き方を学ぼう!
ということで、服の基本的な描き方について学んでいきます。
とりあえず今回目指すのは、シャツとズボンを単体で描いてみること。
人物に着せた様子を描くのは、しわの描き方について学ぶときにやってみたいなと思っています
この記事では、実際にシャツとズボンを描く様子をご紹介して、注意した点や反省点をまとめていきます!
シャツとズボンを描く下準備
今回シャツとズボンを描くにあたって、大体のアタリをつけるために、簡単に人物のイラストを用意しておきました。
それがこちら▼
体のバランスだけ取って鉛筆でちゃちゃっと描いたものです
この人の体格に合う服を用意するイメージで、シャツとズボンを描いていこうと思います。
シャツの基本的な描き方を学ぼう!
シャツに関しては、それっぽいものを何回か描いてきたので、それほど苦手意識はありませんでした。
ただ、襟のついたワイシャツは今回が初挑戦です!
とりあえず、描いたのがこちら▼
まずはしわなどは描き込まずに、シャツの形を描けるよう練習してみました
今回シャツを描いた上で注意したポイントは、
- 長方形で大体の大きさに、三角形で袖のつく箇所にアタリつけた
- 襟は輪っかが巻かれているイメージでアタリをつけた
- 裾の部分にはゆるい曲線をつけた
といった点です。
アタリは最初に長方形を描いて、そこに袖をつけたり襟をつけたりする感じでおおよその形とバランスを取っていきました▼
長方形の大きさは、下準備に描いた男の人の体を参考にしました
アタリ ⇒ 下書きの過程では、襟をもう少し細かく描き込んだくらいで、後の部分はアタリをほとんどなぞりました▼
個人的には、
襟の部分がそれっぽく描けたかな?
と感じていて、ある程度満足しています。
ただ、大分線がふにゃふにゃで適当になっているのと、襟以外の部分がのっぺりしているためリアリティが感じられないのは、やっぱり物足りないですよねぇ。
しわの描き方を学ぶ時に、あらためてこのシャツのイラストをブラッシュアップしていけたらな、と思っています!
ズボンの基本的な描き方を学ぼう!
お次はズボンです。
ジーパンではなく折り目のあるフォーマルな感じのズボンを描いて見ました
で、描いたのがこちら▼
とりあえず、
形と特徴は捉えられたかな?
という感じで、それっぽく描けて一安心。
描いた上で注意したポイントは、
- 膝の位置がどこに来るかを意識してアタリをつけた
- フォーマルなズボンで折り目がどこに来るか意識した
- ポケットの形をそれっぽく意識した
といった点。
これ、必要があったのか正直わかっていないのですが、一応アタリの段階で膝の位置がどこに来るのかチェックをしておきました▼
今回みたいにズボン単体で描くときは特に必要ないと思いますが、ズボンをはいた状態を描く際は必要になるのかな? と思っています
あとは、一応フォーマルな感じのズボンをイメージしたので、折り目の位置やポケットの形も注意して描いてみました。
ちなみに、下書きはこんな感じ▼
アタリとほとんど変わらないけど、折り目とかベルトループとかはこの段階で細かく描きました。
まぁまぁ描けはしたんじゃないかな、と思っていますが、反省点としては、
ベルト幅が狭かった
かもしれません。
今回ベルトも描いて見たのですが、狭くて結構描きにくかったですね……
ベルトの基本的な描き方を学ぼう!
というわけで、今回はベルトも描いてみました。
フォーマルなズボンっぽくないベルトになっちゃいましたが……
とりあえず、描いてみたのがこちら▼
ズボンにつけた状態をイメージしたので、一本丸々は描かずに、バックルのあたりをしっかり描けるよう練習しました。
注意したポイントは、
- バックルのあたりの盛り上がりをしっかり描いた
- 側面の縫い目もしっかり描いた
といったところでしょうか。
特に、バックルの盛り上がりについては見よう見まねで描いたのですが、それなりに上手くいったと思って満足しています。
ただ一方で、
金属部分のメタリック感が出せなかった
のは、残念なポイント。
いろいろ試したかったのですが、ベルト幅が狭すぎてなかなか線が描けませんでした……拡大して描けばよかったかな?
というわけで、シャツとズボン、ベルトの基本的な描き方を学んで来ました。
正直、今回一通り描いてみたのですが、
着た状態を描かなくては意味がないような……
とも感じています。
服に関しては着たときの折り目やしわをしっかり描くことがリアル感を出してくれると思うので……
今回はとりあえず練習として単体で描いてみたのですが、自信が少しついた一方で、着た状態も描けなくては根本的な自信はつかないよなぁ、とも感じました。
実際、教科書でもズボンは着た状態のものをお手本に出しているので、やっぱり着た状態が描けた方がいいですよねぇ。
まぁ、練習だと思ってゆっくり進めて行きますか。
それでは、今回はここまで! 次回はスカートの描き方について学んでいきたいと思います。